デイサービスセンター上野間

敷地は知多半島南部の西海岸に位置し、昔ながらの漁村の風景が今も感じられる場所である。その雰囲気と調和できるように、外観上は国道に面する壁を黒色のフッ素樹脂鋼板で囲い、周辺に多く見られるコールタール塗の板張りの黒壁をイメージした。配置的には庭に面する居室空間が落ち着いた空間となるよう、国道から段階的に平面をずらした。また内部空間の見せ場として、地松の梁組を表しとし、ハイサイドライトからの光を取り入れている。