介護老人保健施設　葵の園・長久手

本施設は、全国で医療・老人福祉施設等を手がける医療法人社団ちとせ会（葵会グループ）が長久手市公募により選定され、愛知県で初めて設置する介護老人保健施設です。
事業内容は入所療養施設と通所リハビリテーションを主軸としており、療養室は従来型（１階：60人）とユニット型（２階：4ユニット×10人）に分け、利用者の状態に合わせたバリエーション豊富なプランを提供し、無駄のない職員動線に配慮した平面計画をおこないました。
現地は小高い田園丘陵地に配置し、２階建てで高さを押さえ住宅のスケール感に近づける事で、近隣への圧迫感を低減するよう配慮しました。
外観デザインコンセプトは、戦国時代の戦場としての時代背景があった事から、甲冑の兜をイメージした屋根形状により和風に近づけ、また長久手市公募の条件にもあった植栽計画により周囲の景観に溶け込むようデザインしております。