株式会社三橋設計

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常滑市多屋公民館|スポーツ・教育・文化施設|ページタイトルを反映する

常滑市多屋公民館

東西に長く、角地という恵まれた敷地を十分に生かし、建物正面はもちろんのこと、時には神社の駐車場や中央の中庭からも出入りが可能な大きな開口部や出入口を設けることで、周囲の風景を建物内部に取り込み、祭り等の際には自由に出入りが可能であり外部と一体的に利用することができるようにしました。
建物は、大切な祭りの山車(だし)を収納する山車庫を一部2階建てとする他は、全て平屋建てとし、全体的な高さを抑えて計画することで、神社を完全に隠すことをなく神社と一体的なまちなみを形成することを心掛けました。建物形状は、古いまちなみを象徴する二つの切妻屋根と船をイメージした楕円形(海椙神社は海の守り神)を組み合わせた構成とすることで新しい地域景観の形成を目指し、シンボルとなる特徴を持たせました。
外壁は、陶都「常滑」のまちなみの特徴である黒壁を黒と白のボーダータイルによって水平線を強調した海鼠(なまこ)壁風に表現し、上部は漆喰調の白壁とすることで神社境内の建物との調和を図るとともに、新しい地域環境の創造に寄与することを目指しました。

名称 常滑市多屋公民館
用途 公民館
所在地 愛知県常滑市多屋
施設の規模 555㎡
階数 1階
竣工 2009年