日本モーターボート競走会選手宿舎

平面計画において、１階は、管理関係と線種の動線を区分明確にし、エントランス、ラウンジを連続とした開放的な空間とし、階段・食堂・浴室の共用ゾーンとしました。２・３階は、基本的に三つの個室で一組とし、個室は全て南東もしくは、南西に配置し、採光条件を均等化しました。又、廊下と個室の間に位置する談話室は、中庭の配置により、廊下も含め、施設全体の採光、通風を考慮しました。
外観上は、選手宿舎という用途上、落ち着いた無彩色系で統一し、屋根については躍動感のある競艇の波をイメージし、連続するアール屋根としました。