葵・中国医療センター 全体計画

葵・中国医療センタープロジェクトは、全体として約200haにおける医療・福祉・健康施設などの施設を有した高機能・最先端の環境に配した計画です。計画地は、「地に三里の平地無し」と言われる中国有数のカルスト地帯に位置し、豊かな水源地、堰提や田畑灌漑用水などが一体化した水系システムが形成されてます。各施設設計においては環境保全に重点を置き、治療・福祉、健康増進、高齢者住環境の整備を行い、1期、2期、3期に段階的に整備を進めます。1期計画は、急性期医療施設・介護老人ホーム・職員宿舎関連を整備し、2期計画においては、保養を目的とした温浴施設、3期計画は健常者に対応した高齢者住居を整備します。プロジェクトの設計に関しては、筑博設計有限公司と株式会社三橋設計の共同設計として、お互いの文化・システム等を有効に反映させて設計を行っています。