EASブラジル人学校
愛知県豊田市に建設されたブラジル人学校です。
本校はブラジル政府から認可を受けた学校であり、多くのブラジル人が入居する保見団地に面して建設されました。
南北に細長いL字型の敷地を最大限に活用するため、教室を東西に配した効率の良い中廊下型プランとし、廊下の突き当りには大勢の生徒が集まるホールや図書室を設けました。
白と紺を基調とした外壁に緑や黄のアクセントカラーを使用しています。
2階の外壁が1階よりも跳ね出しているため、白いボリュームが周囲から浮き上がるような外観となりました。
地元企業のヒノキをルーバーや窓枠に用いて内装の木質化を行っています。
ポルトガル語話者である教師との協議ではBIM(ARCHICAD)のモデルを実際に動かし、要望に応じてその場でBIMモデルの編集をすることで相互に納得のいくプランニングや色彩の選定を実現できました。
撮影:エスエス名古屋
名称 | EASブラジル人学校 |
用途 | 各種学校(外国人学校) |
所在地 | 愛知県豊田市 |
施設の規模 | 敷地面積:1,600㎡、延床面積:約1,300㎡ |
階数 | 2階 |
竣工 | 2019年11月 |